食品の安全性で比較する宅配食材サービス

宅配食材サービスを利用する方は、安全で安心できるものを食べたい、という方が多いようです。

普通のスーパーなどど比べると、宅配食材サービスは食品添加物や無農薬の野菜が多く扱われていますが、各社の独自の基準であったり、定義が異なります。

そこでこの記事では、”食品の安全性”という視点で比較できるように、各社の特徴をまとめてみました。

パルシステム

添加物について

パルシステム独自の厳しい基準を設け、不必要な添加物は使わない、と記されています。
素材を厳選している点や、加工食品などについては製造過程を工夫することによって、極力、添加物を使用しない加工を行っています。

農薬について

必要最低限の農薬は使用しています。
添加物同様、パルシステム独自の基準を設け、コアフードと呼ばれるJAS法に定めらえれている有機農産物の扱いや、エコチャレンジと呼ばれる減農薬野菜も扱っているため、一般的なスーパーで販売されている食材よりも、安全な食材が多いと思います。

産地について

ヨシケイ

添加物について

ヨシケイ独自のYSO(ヨシケイ・セーフティ・オペレーション)基準というルールを設け、品質管理の向上に努めています。
独自の食品添加物基準を定めています。
無添加を売りにしているわけではありません。

農薬について

無農薬をウリにしているわけではありません。
農薬の使用に関しては、国の基準に準じて残留農薬の検査や分析を行っています。
検査済の食材しか配送しない仕組みになっています。

産地について

他の大手宅配食材サービス同様、輸入食材も利用していますが、ヨシケイでは可能な限り国産の食材を使うという姿勢です。

オイシックス

添加物について

合成保存料と合成着色料は使わず、原則として天然の調味料を使っています。

商品の特性上、添加物を使用しないと食材の提供が困難なものについては、原材料をサイト上に表記した上で販売しています。

農薬について
産地について

他の大手宅配食材サービス同様、輸入食材も扱っていますが、国内産の食品と同様の独自基準を設け、クリアしたもののみ販売しています。

コープデリ

添加物について

原則として、国の基準(食品安全基本法)に基づき適正に管理されており、必要のない添加物は使わないこと、必要な添加物を使う場合でも有効な量だけを使う、という考え方で販売されています。
「食品添加物を使用しない」=「安全」という根拠があるわけではないため、情報の混乱を招くことを防ぐため、「添加物を使用しない」とは明記しない、という考え方です。
添加物に関しては、コープデリ独自の自主基準を設けて管理されています。

農薬について

無農薬ではないため、農薬が使用されている農場や使用実態の把握に努めています。
契約農家には、コープデリの農薬に関する考え方を伝え、「農産商品仕様書」に基づいて農薬の使用実態の把握を行い、産地で農薬使用の記録管理を行っています。
さらに外部の検査機関により、残留農薬検査を行って安全性を高めています。

産地について

コープデリは、人と人のつながりを大切にする産直に力を入れています。
鮮度や品種、生産方法など特徴のある産直商品は「こだわり産直」として扱っています。

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